兵庫6年→東京2年で分かった地域別タクシー収入の現実|副業できる地方vs規制だらけの東京

兵庫6年→東京2年目で分かった地域別タクシー収入の現実|副業できる地方vs規制だらけの東京

タクシー運転手8年目を迎える、タクシー乗務員です。

兵庫で6年、東京で2年目、業界平均23万円の中で月収25万円、最高で40万円稼いだこともある、数字だけ見ればまあまあかもしれない。

でも、俺は半年以内にタクシーを辞める予定

理由は簡単だ。このままでは、次のステージに進めない。

この記事では、タクシー8年やって分かった「限界」と「可能性」、そして俺が今まさに進めている「次のステップ」を全部話す。

「タクシーだけで生きるのか、タクシーを踏み台にするのか」

これが、俺のブログのモットーだ。

兵庫と東京、収入だけ見たら騙される

兵庫と東京、収入だけ見たら「東京の方が稼げる」と思うかもしれない。でも、それは大きな間違いだ。

俺の実体験から言わせてもらう。トータルで見たら、圧倒的に兵庫の方が稼げた、個人差はあるが。

兵庫時代は月収25万円のタクシー収入に加えて、Uber Eatsと出前館で月10万円を稼いでいた。合計で月35万円。東京に来てからは、タクシーだけで20〜25万円。同僚も一部を除けば30万は欲しいっすねーの会話は結構ある。副業は隔日勤務でほぼ皆無。つまり、月10万円以上の収入減だ。別に副業してもいいが、おすすめは2年目以降で東京の道路状態を把握してからのがおすすめ、配達系は特に→一応給料明細載せときますね。

なぜこんなことになったのか。東京に来て分かった「地方と都市部の決定的な違い」を、包み隠さず全部書いていく。

これからタクシー業界に入ろうとしている人、地方か東京かで迷っている人、この記事を読んでからでもいい。

兵庫6年間の収入データ

兵庫でのタクシー収入は、平均月収25万円前後。最高で40万円を超えた月もあった。退職月最低は10万円前後だが、これは有給消化期間でモチベーションが下がっていた時期だ。出勤日数も少なかったので、正確な比較にはならない。

勤務形態は日勤で、MAX15時間程度。2時間休憩を挟んで、次の出勤までに8時間空ける。基本的には2日出勤、1日休みのサイクルだ。

そして、ここが重要なポイント。兵庫時代はタクシーの勤務時間をMAX手前まで働きつつ、帰宅後にUber Eatsと出前館で3〜5件配達していた。疲れていようが関係ない。感情を無にして、毎日配達。これで月10万円前後を稼ぎ、タクシーと合わせて月30万円以上を確保していた。

観光部やハイヤー部署にいたこともあり、500km往復の長距離案件もあった。東京のような回数勝負ではなく、1件でドカンと稼げる案件が地方には存在する。

東京2年間の収入データ

東京に来てからの収入は、去年5月頃に40万円を記録したが、それ以降はモチベーションが下がり続け、今は月20万円程度。隔日勤務の時間基準は満たしているが、やる気は完全に失っている。サーカディアンリズム崩壊、一回真っ直ぐ歩けなかって、脳神経外科に通ったくらいだ。歩行の練習から検診、俺は東京で何してるんだと、虚しくなった。

勤務形態は隔日勤務で、会社によるが、朝6時〜8時くらいに点呼、翌日の3時〜4時に会社に戻る。2時間以上の休憩を挟む。全員朝礼はバラバラのシフトだ。僕も1年目は3時とかしていた。朝礼も初めて見た、兵庫はなかった。アルコールふいたら、『じゃねー』っていくだけ。大体2分。兵庫は朝目覚めた時間が出勤時間。

東京では副業をほとんどしていない。理由は後述するが、東京の交通規制と道路環境が配達に向いていないからだ。

客単価は兵庫とほぼ同じだが、東京は回数が圧倒的に多い。平均乗車距離は5〜6km程度で『200キロ➗30回とする』時々成田まで70kmといった案件もある。ただし、兵庫の観光・ハイヤー案件のような「1件で大きく稼ぐ」機会は少ない。東京は回数と時間が長いだけだ。

給料明細は兵庫も東京も正直よく分かっていない。手取りはほぼ同じ程度だが、トータル収支で見ると兵庫時代の方が圧倒的に稼げていた

地方と東京、副業環境の決定的な違い

兵庫時代は副業が圧倒的にやりやすかった。タクシーの勤務後、バイクでUber Eatsと出前館を毎日配達。月10万円前後を稼ぎ、タクシーと合わせて月30万円以上を確保していた。

実家ではなく、母親が持つアパートに住んでおり、バイクを目の前に置けた。会社まで3分。この環境が、副業を成立させる大きな要因だった。

一方、東京は副業が事実上結構むずいと俺は判断した。

一方通行、Uターン禁止、時間帯指定、右折禁止、左折禁止、車線変更禁止ライン、至る所に警察、信号が無駄に短い、黄色信号になるのが意外と遅い。工事が多すぎて、袋小路に追いやられ、遠回りを強いられる。配達が遅延するリスクが桁違いに高い。ラトゥールとかタワーマンションなんか想像ができない

Uber Eatsで食べ物を頼んだ際、配達員の評価が90前後の人が多かった。この数字を見て、東京の配達員がどれだけ苦労しているか理解した。

バイクの駐車も問題だ。東京ではマンションやアパートにバイクを置けないことが多々ある、。別で駐輪場を借りる必要があり、月額5,000円〜数万円かかる。俺はたまたま先輩が無料で置かせてくれたので助かったが、それがなければ詰んでいた。むしろ別で6万、年間いかれるところだった。

会社までは自転車で15分。最低限の生活水準を自転車の範囲で過ごしている。東京に来てから、色々とアホみたいだと思っている。

営業環境の違い:流し・駅待ち・アプリ依存度

兵庫では、無線と駅待ちが基本だった。手上げで乗ってくれる客は時々いる程度。アプリは一応使っていたが、1日5回鳴れば多い方だ。

東京は、至る所で手が上がる。駅も多く、待機の仕方さえ覚えれば、夜のアプリ依存はほぼなくなる。連続配車アプリは名前だけで、1時間鳴らないこともある。俺は1年経って、アプリなんてどうでもよくなった。手上げ、駅待ち、通常アプリで十分。しっかり時間MAXまでやれば9万円以上は狙える。税抜10万は10万いってる人に聞いて、『能力』と言うていいのかどうか、、、今だに理解に苦しむ数字です。

客層の質は、兵庫も東京もそこまで悪くない。タクシーに乗る客はそれなりにお金を持っているので、酒飲みに当たった時だけ気をつければ、大体普通だ。

生活コストとトータル収支

東京に来て生活コストが上がったかと言えば、実はそこまで変わらない。年齢的にも趣味嗜好の変化がなく、収支は同じくらいだ。MacBook Proを買ったが結局売却。保証金の残債が半年後に16万円になるので、地元に帰る時は多分50万円の貯金で帰ることになる。来た時と同じだ。

隔日勤務は、次の日に遊ぶ気にならないほどしんどい。それでも無理矢理、仙台や茨城、山形県に旅行した。タクシーに就いてから、大人になったと自覚した。

トータルで見ると、兵庫時代の方が圧倒的に稼げていた。あくまで俺の場合だが、人によると思う。やはり、配達もタクシーも慣れた土地が一番違反リスクがなくていい。「あの道」と言われたら、「あ〜あの道ですね」と言える。この感覚が、東京では得られない。

地方と東京、それぞれに向いている人

タクシーは、地元が一番いい。東京は稼げる稼げないの前に、土地に慣れるまで数年かかる。俺は2年目だが、いまだに出庫が嫌だ。「東京は稼げそう」という単語の一人歩きには、本当に気をつけた方がいい。

東京でタクシーをやるべき人は、最初の月から税抜き10万円を稼げる人だ。この人はすごい。もう会社を転々とする必要もないし、独特の引きと嗅覚を持っている。「当たっちゃう?」という感覚があり、ランキング表でトップ層に最初から入る人は、転職する必要がないから向いている。

あとは、東京が地元で、元々タクシー以外の運転をしていた人。違反をよく周りで聞いていて、自分ごとになっている人。ショートスリーパーとか。そんな人は向いていると思う。

地方でタクシーをやるべき人は、できるだけ地元でまず1年やって、違反率や事故率を計算できる人だ。人の命がかかっているので、クレーム率はどんなものか、しっかり把握してほしい。

俺は8年間、事故がない。明日は分からないが、東京だからこそその考えになる。「明日わからないが」。違反は兵庫で6年間で2回ある。

バイクをしっかり乗っているか、バイク目線は大事だ。事故に直結する。危ないって感覚、「するかも」という意識、サイドミラーを下に傾斜するとか、「いけるやろ」でアクセルを踏まない人。見て100パーセントすらない状態まで見れる人。夜は、できるだけ細い道いかない。わからんw東京は袋小路が鬼だ。狭い道、新目白通りから目白の丘に上がるさい学習院大学方面、気をつけてほしい。ちょっとした富士急ハイランド

俺が東京に来た理由、帰る理由

東京に来た理由は、若干曖昧だが、兵庫の会社に6年在籍していてそろそろ出たかったこと。あと、東北に旅行したかったというのもある。でも、青森、秋田、北海道はシフトに限界が来る。地元に帰ってから考えるつもりだ。

兵庫に帰る理由は、やはり方言も同じだし、安心する。道路標識も見やすいし、副業もしやすい。

後悔は、保証金を借りてしまったこと。「保証金は借りなくていい」。そんなに大きな後悔はないが、いい勉強にはなった。会社もバケモン揃いで、上には上がいると思った。東京に来るなら、貯金は50万円あれば3ヶ月くらいは持つので、それで保証金が必要なくなる。辞める時が楽だ。引越し費用だけ考えればいい。

稼ぎたいなら地元が正解

稼ぐということに関して言えば、正直どこのタクシー会社でもあまり変化はない。その人の別の能力なので、1位から5位にずっといる人はずっといる。みんな不思議な目で見ているだけだ。

地元というか、その育った場所の中心地でいいと思う。わざわざ東京都?という感じだ。

旦那が東京に転勤でついていくとか、合理的な理由で仕方なく二種を取り直して、仕方なしにタクシーで繋いでいるとかなら、まだ分かる。あとは人それぞれだ。

兵庫なら三宮あたりから灘や芦屋とか、基本的に需要が多い場所程度でいい。東京は道路が複雑すぎて覚えるのがなかなか困難で、東京の人でも23区に行ったことがない人はたくさんいる。違反も事故も、東京の人でも結構多い。

阪神タイガースとオリックスが2位とか1位で1ゲーム差とかなら見るが、タクシーのランキングってそんなに見ても仕方ない。

結論。俺のブログでは、東京は合理的な理由がなければ来るべきではないと言いたい。俺は東北に旅行がしたかったという理由で来た。実際、給料ってどんだけ違う?たまたま1位の先輩の給料も聞けたので、大体こんなもんかと理解した。出口が大事だ。

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