はじめに:タクシー業界に飛び込む前に知っておくべきこと
タクシー運転手になろうと思ってる人、ちょっと待ってくれ。
俺はタクシー運転手8年目で、兵庫6年+東京2年目の経験がある。今まで2社で働いて、月収25万(最高40万)を稼いできたが、正直言ってこの業界はそんなに甘くない。
「未経験OK」「高収入」「自由な働き方」って求人票には書いてあるけど、実態は全然違う。隔日勤務は18時間労働で体力的にキツいし、クレームは日常茶飯事、会社選びを間違えたら地獄を見る。
この記事では、俺が8年間で見てきたタクシー業界のリアルを全部ぶちまける。会社選びのコツ、隔日勤務の実態、クレーム対応の現実、そして業界の闇まで、全部書く。
タクシー会社の選び方|求人票の罠と面接で見抜くべきポイント
面接で「この会社ヤバい」と感じた瞬間
東京の会社の面接で、こんなことを言われた。
「うちの会社は年収600万以上が3分の1以上いるよ」
これはかなりの誤謬、今の俺の実態は月収25万前後で、年収300万〜400万程度。年収600万なんて夢のまた夢。そら一部はいるどんな業界でも凄いやつはいるのが残酷な現実です。
この「年収600万」は税込・税引前の数字で、しかも売上トップクラスの運転手の話。普通の運転手がこの金額を稼ぐのは、ほぼ不可能だ。2年目以降は疲れてくるから、給料明細をちゃんと見て判断してほしい。
給料明細を見せてもらうのが一番確実
求職者が会社を見抜く一番確実な方法は、「給料明細を見せてもらう」ことだ。
もし誰かの紹介で入るなら、その人に「給料明細見せて」って頼んでみてほしい。ただし、その人が会社で1位2位を争うレベルなのか、2年目以降疲れて、俺みたいに真ん中以下なのかを確認するのが大事。
エージェント経由なら、「そこから入社した2年目くらいの人の給料明細見れますか?」って聞くしかない。ネットには限界があるから、リアルな数字を見るのが一番だ。1年目なんか誰でもやる気あるじゃん?w
俺みたいに給料明細をブログで公開してるやつもいるから、そういう情報も参考にしてほしい。
一応貼っておきます。経験した2社分の給料明細発表
有給の金額で会社の質が分かる
会社選びで意外と重要なのが、「有給がいくら出るか」だ。
俺が以前使った有給は、2日使って実際に消費したのは4日分の手当で、16,008円÷4=1日4,002円だった。以前の会社は1日9,330円くれてた。ちょっと笑ってしまった。
有給の金額は、会社がどれだけ従業員を大事にしてるかの指標になる。
面接で絶対に聞くべき質問リスト
面接では緊張して聞きたいことを聞けないことが多いから、事前にリストを作っておくといい。
- 朝礼はあるか?(お酒を飲む人は特に重要)
- 最初はコンフォートか?ジャパンタクシーか?
- キャッシュレス決済は何種類対応してるか?
- 制服はあるか?(ない会社もある)
- 有給の金額はいつからの平均か?
特に制服の有無は重要だ。制服がない会社だと、私服みたいな運転手がいて、メリハリがつかない。以前の会社では、飲みすぎて昼に来るやつもいた。
隔日勤務(18時間勤務)の実態|これがブラックと呼ばれる理由
隔日勤務=20時間拘束、休憩2時間の地獄
隔日勤務は、正式には18時間勤務と言われてるけど、実際は20時間拘束で休憩2時間だ。帰る時間もあるから1時間は余白いるかな。
出庫が朝6時なら、帰庫は深夜3時とか4時になる。始発がない時間帯だから、ロッカーで寝てる人もいるし、無駄に遠い場所から通ってる人は寝坊が多い。
俺は運良くチャリで10分くらいの場所だから助かってるけど、そうじゃない人は地獄だと思う。
休憩・仮眠はどこで取るのか?
18時間勤務の中で、休憩・仮眠をどこで取るかは運転手の永遠の課題だ。
コンビニの駐車場を借りることもあるし、タクシーの溜まり場みたいな場所もある。ただ、「いけそうな場所」で仮眠してたら、近隣から通報が入ったこともある。警察が来て「退けますか?」って言われた。
かなりの箇所にNG場所があるから、朝礼でGoogleマップみたいなやつで確認できる会社もあるでしょう、要確認です。
隔日勤務のキツさ:事故・違反・廃車の話
隔日勤務のキツさは、単純に長いだけじゃない。
先輩方は違反が多いし、事故も多い。廃車にした話もめっちゃある。20時間勤務で休憩2時間だと、どうしても集中力が切れる瞬間がある。
俺も8年目を迎えてるけど、「そこまでしてする仕事じゃない」って思う。安全運転と無事故無違反は実はめっちゃ難しい。
隔日勤務vs日勤:テンションが全然違う
俺は日勤をしたことがないから詳しくは分からないけど、日勤の人の方が笑顔とテンションがいい。
隔日勤務をやってると、もう、日報がぼやけたり、テンションがおかしくなる。サーカディアンリズムというのは怖い。
日勤は月23日勤務で、休憩は2時間くらい。基本的に歩合制で、月25万〜30万は目指せる。俺のオススメは日勤だ。最初は日勤で入って、慣れたら隔日勤務に変更すればいい、できる会社ならば。
クレーム・トラブル対応のリアル|酔っ払い・料金・道間違えの実態
実際にあったクレーム:道間違えでアプリクレーム
基本的にクレームは相手の感情論もある、どうしようもない。「態度が悪い」「ブレーキが荒い」とか、人によって、ブレーキの感覚がキツイ人もいるし、ぜんぜんこれくらいって思うお客様もいる。最近はまだ減ってきたけど、クレーム入る度に俺は戦略を変えてる。六本木交差点曲がらないといけないのに、入り方ミスってナビが狂い、直進してしまい、迂回することになりクレームもあった。
酔っ払い客:吐かれた経験と対処法
酔っ払い客に吐かれたことは、地元でも東京でもある。
地元で吐かれた時は、相手が反省なしで、当時は罰金制度も微妙だったから泣き寝入りだった。酔っ払ってるのに反省もクソもないし、まともに会話できない。
ただ、歌舞伎町のホストの子は良かった。嘔吐に慣れてるから、「運転手さん、袋ありますか?」って聞いてくれて、吐いて、自分で処理してくれた。実は良い子なんだよな。
一般客が一番怖い。吐き慣れてるか、「俺は絶対吐かない」って思ってる人の差だ。車はこれまた、結構揺れるから、吐く可能性は誰にでもある。自分は大丈夫と過信してはいけない、
業界の闇:客をどついて訴訟寸前の事件
これは地元の以前のタクシー会社での話だ。ある運転手が客をどついて、訴訟問題まで行きかけたらしい。会社は謝罪で済まそうとして、隠蔽にかかってる。
他にも、万引きして捕まるやつとか、逮捕された人も大日本帝国にいる。綺麗事だけではやっていけないのが、この世界だ。変なやつと二台口(同じタクシー乗り場)になって、「俺のルートにいちゃもん、文句あるんか?」とか言ってくる人が一定数いるであろう。ほとんど大丈夫だろうが、売り言葉に買い言葉には注意だ。待機もそうだ、どうやって並ぶんでしょうか?って聞いたら、わからんのに入ってくんなって言われた、あとどこで聞けって言うのよ、Googleも限界ありますので。
結論:タクシー運転手になるなら、こういう会社を選べ
俺の結論:退職金と賞与のある会社を選べ
「タクシー運転手になるなら、どういう会社を選ぶべきか?」
確実に言えるのは、「退職金と賞与のある会社」を選べってことだ。
以前の会社は賞与はなかったけど、退職金はあった。これ、めちゃくちゃ助かった。退職金と賞与があるかどうかは、面接で必ず確認してほしい。これがあるかないかで、長く働くモチベーションが全然違う。今時ない会社がほとんどって言う人もいるが、それって大丈夫なの?と思う。少なくともどっちかあれば精神的にはまだいけるんではないかな?退職する時の目安にもなるよ。
最後に:タクシーだけで生きるのか、タクシーを踏み台にするのか
俺は8年間タクシー運転手をやってきて、半年後、退職することを決めた。
タクシーだけで生きるのか、タクシーを踏み台にするのか。これは人それぞれだ
タクシー運転手になろうとしてる人は、この記事を読んで、自分の選択を見直してほしい。隔日勤務は地獄だし、会社選びを間違えたら後悔する。隔日勤務向いてる人もいるんだ!これは人それぞれです。
でも、ちゃんと情報を集めて、自分に合った会社を選べば、タクシーは悪くない仕事だ。僕は8年目を迎えてブログもしている、なんでも挑戦できるんだタクシー業界は
俺のブログが、少しでも参考になれば嬉しい。

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