バイク通勤は車より事故リスクが低い?3年以上のライダーが語るリアルな理由3選

バイク・配達

タクシードライバー歴8年、フードデリバリー配達員としてPCX160に乗り続けているいっせーです。

「バイクって危ないんじゃないの?」

よく言われます。でも実際に3年以上、東京・兵庫、東北、九州の道路を走り回った自分の感覚は正直、逆です。

もちろんゼロリスクではありません。ただ、ちゃんと乗れば車より事故リスクを下げられる理由が確実にあると思っています。

今回はその理由を3つ、リアルな体験談を交えながら書いてみます。


理由① ブレーキが「手」だから反応が速い

これ、意外と知られていないんですが、バイクと車の大きな違いのひとつがブレーキをどこで操作するかです。

  • バイク:前ブレーキは右手のレバー
  • :ブレーキペダルは右足

一見どちらでも同じように思えますが、緊急時の反応速度が全然違います。

人間の体で最も細かい動作ができるのは「手・指」です。足は歩く・蹴るといった大きな動作向きにできていて、足首が硬かったり股関節が疲れていたりすると、とっさの踏み込みが遅れます。

長距離ドライブや渋滞後など、足が疲れた状態のときに急ブレーキが必要な場面を想像してみてください。バイクなら手は常にハンドルを握っており、指1本の動作で即座にブレーキが作動します。僕は中指とかでブレーキしたりします。全部使うことあまりない。

この0.1秒の差が、事故になるかならないかを分けることがあります。


理由② 渋滞のイライラが減って、冷静に判断できる

車で渋滞にハマったとき、正直かなりストレスたまりますよね。

あのイライラした状態で運転すると、判断力が落ちます。車間距離が詰まったり、無理な割り込みをしたり、ちょっとしたことで感情的になったり。

バイクは渋滞時に車列の前方へ出やすく、渋滞のストレスがかなり軽減されます。

ちょっと待って。すり抜けって違反なの?

ここで正直に書きます。多くのライダーが気になっているはずなので。

結論:道路交通法に「すり抜け」という言葉は存在せず、すり抜けを直接禁止する条文はありません。

ただし、やり方によっては別の違反に該当します。

🔴 違反になるケース

状況該当する違反反則金・点数
白・黄色の実線をはみ出す追越し禁止違反(道交法第30条)7,000円・2点
交差点・横断歩道の手前30m以内追抜き禁止(道交法第38条)7,000円・2点
停止線を越えて前に出る信号無視(道交法施行令第2条)7,000円・2点
路側帯を走行する通行区分違反(道交法第17条)7,000円・2点

🟡 グレーゾーンの実態

交通機動隊や白バイ警官への取材によると「信号待ちなど車が停車している時は基本的に問題なし」「制限速度内でのすり抜けも基本的に違反対象ではない」という見解が示されています。

ただし取り締まりは現場の警察官の判断に委ねられる部分が大きいのが実情です。

まとめると:

  • 白破線の道路で、車線をはみ出さず、交差点手前でもない → ほぼグレー
  • 実線をはみ出す・停止線を越える・路側帯を走る → アウト

免許点数が少ない方や「絶対捕まりたくない」という方は、すり抜けをしないのが無難です。やるなら自己判断・自己責任の世界です。

「2台目の死角」問題

そして前に出ることには、もうひとつ重要な意味があります。

バイクで車列の2台目・3台目にいるとき、前の車に隠れて対向車から自分の存在が見えていないことがあります。まっすぐ行く気なら、対向車から見える右にいる方がいい。見えないは、大抵碌なことになりません。

対向車が右折するとき、前の車は確認できても、その後ろにいるバイクは見落とされやすい。これが出会い頭事故の原因のひとつです。タクシー会社でも後を断ちません

できるだけ前に出ることで、自分の存在を対向車にアピールできる。渋滞でもずるずると後ろに留まるより、前に出た方が視認性という意味で安全なんです。


理由③ サイドミラーが役に立たないから「自分の目」で確認する

これは正直な話をします。

バイクのサイドミラー、あんまり役に立ちません。(独断と偏見ですw)

振動で見づらい、角度が合わせにくい、映る範囲が狭い。車のドアミラーに比べると、信頼度がかなり低いんです。

でもこれが逆に良い習慣につながっています。

ミラーに頼れないから、首を振って自分の目で直接確認するクセがつく。目視確認の習慣が自然と身につくんです。

車に長年乗っていると、ミラーだけで確認して目視を省略することが増えてきます。バイクはその選択肢がないので、強制的に「ちゃんと見る」習慣が身につく。

これが結果的に、危険察知能力の向上につながっていると感じています。


【実体験】兵庫のパチンコ店前で学んだこと

最後に、実際にヒヤリとした話をひとつ。

兵庫県内を昼間走っていたときのことです。前を走っていた車が、突然ほぼ直角に左折しました。場所はパチンコ店の駐車場入口。

ウインカーなし、もしくは出したと同時に曲がる。そういう車、何故か、パチンコ店前にめちゃくちゃ多いです。タクシーでの接客中にお客様と笑っていた経験もあります。

これはあくまで独断と偏見ですが、パチンコ店に入る車って鋭角系の曲がり方をする傾向がある気がします笑。しかも開店直後に多い(夜に行く人はそんなにいない説)。

このときに助かったのは、車間距離です。もし2台目以降にいたら、前の車が急に左折しても「あ、左折するんだな」と判断する時間的余裕がない。2台目は急ブレーキか右によける運転を強いられ、3台目はそもそも前で何が起きているかすら見えない。玉突き事故は始末に負えません。

実際にタクシーで実車中に、あまりに変な曲がり方だったので、お客様が笑ってたケースもあります。

2台目だからこそ、視野が広がり、「この車、駐車場の方向をチラチラ見てるな」という予兆に気づけたんです。


まとめ:バイクは「積極的に安全をとりにいける」乗り物

バイクが危ない、というのは正しい乗り方をしない場合の話だと思っています。

ちゃんと乗れば、

  • 手ブレーキによる素早い反応
  • 渋滞ストレスの軽減と冷静な判断
  • 目視確認の習慣による危険察知能力の向上

これだけのアドバンテージがあります。

ただし、万が一の備えは絶対に必要です。

自分はPCX160に乗り始めたとき、任意保険に加入しました。月額にすると1,800円程度です。正直、この金額で対人・対物の補償が得られるなら安いと思っています。

バイク保険の前にまず免許が必要な方は、合宿免許が費用を抑えて短期取得できるのでおすすめです。

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この記事を書いた人:いっせー/タクシードライバー歴7年(東京・兵庫)、フードデリバリー配達員、PCX160オーナー・自動二輪取得3年以上

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