タクシーに転職しようと思ってるなら、二種免許を自腹で取ろうとしてませんか?
それ、損です。一旦強く言い切ります。定義はありませんが、
僕は兵庫と東京でタクシーを約7年やってきました。その経験からはっきり言えることがあります。
二種免許は会社負担で取るべき。理由はお金の話だけじゃない。
この記事では、会社負担で取ることの「本当のメリット」を話します。一般的な「お金が浮く」という話だけじゃなく、7年間現場にいたからこそわかるリアルな理由です。
そもそも二種免許ってどうやって取るの?
二種免許(正式には普通第二種免許)は、タクシーやハイヤーでお客さんを乗せてお金をもらうために必要な免許です。普通免許とは別に取得が必要で、教習所に通うか合宿で取得します。
取得条件はこちらです。
・21歳以上(特例教習を受ければ19歳から可能)
・普通免許取得から通算3年以上
費用の相場(普通免許持ちの場合):
教習所通学:約11万〜20万円
合宿免許 :約20万〜25万円前後
一発試験 :約4万円以下(合格率10%未満)
取得期間は教習所通学で約1ヶ月程度が目安です。
僕も兵庫のはりま自動車教習所に通いましたが、入社前に1ヶ月以内で取得できました。明石免許交付場で3回落ちました。
会社負担で取る3つのメリット
① 最大20万円が浮く
一番わかりやすいメリットはここです。
教習所通学で最大20万円が丸々浮きます。
転職してすぐの時期に20万円の出費は正直キツい。
会社負担なら初期コストがゼロです。
ただ、これは「普通のメリット」です。
僕が本当に伝えたいのはここから先の話です。
② 返済期間が「辞めにくい環境」を作ってくれる
会社負担で取得した場合、多くの会社では一定期間勤務することが条件になっています。
途中で辞めると返済義務が発生するケースがほとんどです。
これ、一見デメリットに見えますよね。
でも僕は逆だと思っています。
「辞めにくい環境」こそが、タクシーを続けられる最大の理由になる。
タクシーという仕事は、最初の数ヶ月が一番しんどいです。
道を覚えないといけない、お客さんとのやりとりに慣れないといけない、
売上がなかなか上がらないプレッシャーもある。
この時期に「いつでも辞めれる」状態だと、しんどい瞬間に辞める判断をしやすくなります。
いつでも辞めれるは、一見良さそうに聞こえますが『タクシーに限り』デメリットが強いです。
返済中という「手錠」があることで、しんどい時期をなんとか乗り越えられる。
その結果、気づいたら慣れている。慣れたら辞める理由がなくなる。
これが会社負担の本当のメリットです。
③ 半年〜1年働いて「向いてるか」を判断できる
タクシーが向いてるかどうかは、働いてみないとわかりません。
教習所にいる段階ではわからない。
入社してすぐもわからない。
・深夜の酔っ払い客の嘔吐対応ができるか
・洗車を苦にせずできるか
・会社の整備環境や雰囲気に馴染めるか
・隔日勤務のリズムが自分の体に合うか
こういうことは、実際に半年〜1年働いてみて初めてわかります。
会社負担の返済期間がある分、その判断をするための時間が自然に確保される。
1年以上続いた人は、経験上辞めにくいです、会社転々としながらも、僕みたいに続けてる人多いです。
慣れてしまえば、タクシーはかなり自由度の高い仕事です。隔日か日勤か、夜勤の差くらいです。
もし残りの返済を一括で済ませたいなら、会社に相談すればOKというケースも多い。
教習所で「その人の本性」が出る話
少し脱線しますが、教習所あるあるの話をひとつ。
僕が通っていた教習所に、ちょっと変わった人がいました。
僕以外の受講生と揉めて、本当に喧嘩になってしまった人です。先生相手に喧嘩腰、『えっ?』てなりました。
その人、タクシーに就いた後、会社とかなり揉めてにクビになってました。
皮肉な話ですが、僕とはなぜかLINE交換したり、仲が良かったんですよね。免許とった言うたらご飯奢ってくれたり、正直不思議な人でしたが、人ってどんな性格かわからないのも事実です。
この話で言いたいのは、教習所という場所は意外と「その人の素の部分」が出るということです。
慣れない環境でイライラしやすい人、他の受講生への態度が雑な人、若干厄介だったから、2人1組とかのペア練習などは、僕が積極的におっちゃん誘ってました。実際そういう授業あるんです。僕の前ではおとなしい人なんです。
そういう人がタクシードライバーになっても、お客さんに同じことをやってしまう。
逆に言えば、教習所でちゃんとやれる人はタクシーでもちゃんとやれることが多い。
二種免許を取る過程自体が、ある意味「適性チェック」になっているんです。
飛び込み(自費取得)のメリットとリスク
もちろん自費で取ることを否定しているわけじゃないです。
飛び込みにもメリットはあります。
飛び込みのメリット:
・入社時に「即戦力」として優遇されるケースがある
・いつでも辞めれる自由がある
・会社を選ぶ幅が広がる
ただ、リスクもあります。
飛び込みのリスク:
・向いてるかわからない段階で最大20万円を使う
・辞めやすい分、しんどい時期に辞めてしまいやすい
・二種を取った後に入社せず、そのままフェードアウトするケースもある
日本不思議な伝統あるある文化で免許証マニア、沢山免許持ってる人いますが、基本的に、仕事で必要な免許のみ取りましょう。仕事で必要だから取得して、数ヶ月して合わんで辞める、それは立派な判断なんで、いいことです、実際にやってみて合わないと判断できるのは今の時代にあってる証拠です。
特に最後のケース。二種免許だけ取って結局タクシーに就かなかった、という人を何人か見てきました。自腹20万円が無駄になります。
本気でタクシーをやるつもりなら、会社負担で取って、まず1年続けてみる。
それが一番リスクの少ない入り方だと、7年やってきた僕は思っています。
まとめ
・二種免許は普通免許持ちなら約11万〜20万円
・会社負担なら初期コストゼロ
・返済期間の「手錠」がしんどい時期を乗り越えさせてくれる
・半年〜1年で向いてるか判断できる
・1年続いたらほぼ続く
・どうしても辞めたければ残り一括返済という選択肢もある
タクシーへの転職を考えているなら、まず会社負担で二種免許を取れる求人を探すところから始めてみてください。
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タクシードライバー転職【日本ドライバー人材センター】この記事を書いた人
兵庫・東京でタクシー歴7年。現在は兵庫のタクシー会社に勤務しながらUber Eats・出前館の配達員も並行。二種免許は会社負担で取得。はりま自動車教習所(高砂)で1ヶ月以内に取得経験あり。


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