緑ナンバーで配達して失敗した話|タクシードライバーが気づいたこと

転職・キャリア

緑ナンバーで配達するのって、実際どうなの?

タクシードライバーをしながら、副業でUber Eatsや出前館を考えている人に読んでほしい記事です。

私は自転車から始まりました。次に家に残っていた原付で神戸らへんまで出て、そして
PCX160で緑ナンバーを取得して一度挫折し、
わざわざDioを買い直して、タクシー会社業績悪化で転職で東京にまで行って、
結局また地元でPCX160(緑ナンバー)に戻ってきました。

遠回りに遠回りを重ねてわかった、緑ナンバーで配達することの
本当のメリットとデメリットを書きます。

結論を先に言います。
緑ナンバーでの配達は、やり方さえ間違えなければ明確にお得です。
ただし、一つだけ罠があります。それが任意保険の選び方です。


自転車から始まった、私の配達副業の歴史

最初は家に残っていた原付で、神戸まで出て配達していました。

今思えば酷い有様でした。
二段階右折と30キロ制限。これが本当にストレスで、
稼げる金額にも明確な上限がある。小遣い稼ぎの域を出ませんでした。

転機は地元の加古川にUber Eatsが入ってきたことです。
速攻で始めました。

タクシーの給料も上がり始めて両方で月30万を超えてきた頃、
「バイクのスペックを上げれば、稼ぎのスピードも上がる」と考え始めます。

最初は小型二輪を検討していました。
30キロ制限と二段階右折、この2つだけ解除できればいいという考えでした。

ところが教習所で話を聞いているうちに、
「もうえっか、中型まで取ってしまえ」という気持ちになり、
そのノリで中型二輪免許を取得。

勢いで買ったのがPCX160、約50万円。当時は事業用とか知らず、、、AIも微妙な時代でした。
なんとか緑ナンバー(事業用登録)を取得して、いよいよ本格稼働……のはずでした。


PCX160で緑ナンバーを取って、数ヶ月で断念した理由

当時の私は任意保険の知識がほぼゼロでした。

保険会社に勧められたプランをそのまま契約したら、月8,000円。

これが固定費としてじわじわ効いてきました。
126cc以上のバイクで事業用登録をすると、保険料が跳ね上がります。もちろん保険会社によりますが、、、
当時の私はそれを知らなかった。

固定費に対して異常なくらい敏感だった私は、
数ヶ月でPCX160で配達するのを断念します。

そして、わざわざDioを買い直しました。

Dioに戻ったことで保険料は下がりました。が高速道路に乗れない、、、、悔しさw

今振り返ると、問題はPCX160でも緑ナンバーでもなかった。
「保険の選び方を知らなかっただけ」でした。


会社の業績が悪化して東京へ。でも結局「どこ行っても一緒」だった

その後、タクシー会社の業績が悪化して給料がダウン。

「最高峰の東京に行けば稼げる」と思い、上京しました。
引越しのタイミングでDioも手放しました。

東京での給料は月30万前後。最後の方なんか体調崩し18万、、、、

「なんだ、どこ行っても一緒か」

これが正直な感想でした。

場所を変えても、稼ぎ方のプラットフォームを変えない限り、
収入の天井は変わらない。東京で気づいたのはそれでした。

Uber Eatsも東京でやろうか?と思いましたが、副業原則禁止、やってる人はいましたが。あと東京の尋常じゃない規制の嵐、複雑さ、多分Uberしたら、免停だなと心底そう思いました。

結局、地元に戻り、自分のペースで複数の収入源を持つ方向にシフト。
タクシー+Uber Eats+出前館+ブログ。これが今の形です。


地元に戻ってPCX160(緑ナンバー)を再開して気づいた、本当のメリット

PCX160は最後の最後まで俺を見捨てなかった。初めて買った高い買い物は持ち主を裏切らない。

緑ナンバーのまま、Uber Eatsと出前館を再開。

そこで気づいたのが、高速道路に乗れることの破壊力です。

Dioの時代と比べて、稼ぎのスピードが明らかに違う。
配達エリアの広さ、移動時間の短縮、1時間あたりの件数。
全部が上がりました。

家の前にバイクがある。
地元でUber、出前館ができる。
これだけで十分だと、今は思っています。

【緑ナンバー(事業用)で配達する主なメリット】

■ メリット①:高速道路が使える(125cc超のバイクの場合)

移動距離と稼働範囲が一気に広がります。
特に郊外エリアでは、高速の有無で1時間あたりの稼ぎが大きく変わります。
原付との差はここが一番大きい。

■ メリット②:経費として計上できる

バイクのガソリン代・保険料・メンテナンス費用を事業経費にできます。
青色申告と組み合わせると、節税効果がさらに高まります。
私自身、今年から青色申告の準備を進めています。

■ メリット③:業務中の事故に保険が使える

プライベート用の保険で配達中に事故を起こすと、
「業務中の使用」として保険が適用されないリスクがあります。
事業用登録+業務用保険であれば、このリスクを回避できます。


正直に言う、緑ナンバーのデメリットと対策

■ デメリット①:任意保険が高くなりがち(でも対策できる)

これが最大の罠です。私も一度ここで挫折しました。

ただし、対策はシンプルです。
「一番下のプランにしてください」と言うだけです。

私が保険会社に伝えたのはそれだけでした。
担当者に「本当にこれで大丈夫ですか?」と確認されるくらいのプランです。

結果、月1,800円。

以前は8,000円払っていた私が、今は1,800円で運用しています。
後からプランは上げられます。最初から高いプランを選ぶ必要はない。

これが当時の私に一番伝えたかったことです。

なお、この記事を読んでいるのはタクシードライバーだとは思います。
プロドライバーとして無茶な運転はしない。
私自身、4年間無事故無違反です。

「万が一のために手厚い保険を」という話は、
プロドライバーには少し過剰かもしれない。
念のため入る、でも最安プランで十分スタートできます。

■ デメリット②:単価はナンバーの色で変わらない

緑ナンバーだからといって、Uber Eatsや出前館の報酬単価は上がりません。
収入を増やすには、稼働時間とエリア選びが全てです。
ナンバーの色で単価は変わらない、これは覚えておいてください。

■ デメリット③:手続きが必要

事業用ナンバー取得・開業届・帳簿管理がセットになります。
「副業でちょっと稼ぐだけ」と思っていると、最初は少し手間を感じるかもしれません。

東灘区に行って申請、次は姫路でナンバープレート交付です。

ただしこれは、事業者として稼ぐための初期投資です。ナンバープレート交付代金770円と場所によっては高速代金
freeeなどの会計ソフトを使えば、帳簿管理は思ったより難しくありません。


まとめ:緑ナンバーで配達するのはアリか、ナシか

自転車、原付で始まり、PCX160で挫折して、Dioに戻って、
東京まで行って、また地元に帰ってきた。

任意保険は8,000円から1,800円になった。
家の前にバイクがある。
Uberは地元が一番いいと、心底思っている。

今まではノーカウント、研修だ。

緑ナンバーで配達することは、やり方さえ間違えなければ明確にお得です。
ポイントは2つだけ。

・任意保険は最安プランからスタートする、保険会社何社か電話してみてもいいでしょう。
・高速が使える車両なら、稼ぎのスピードが段違いになる

タクシーの合間に、自分のペースで稼ぐ。
その手段として、緑ナンバー配達は今の私に欠かせないものになっています。


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