タクシードライバーが釣銭補充でATMに行かなくなった理由
タクシーの仕事をしていると、お釣り問題は地味にストレスになります。1万円札を出されたとき、小銭や千円札が足りなくて焦った経験、ありませんか?
僕はUber Eatsと出前館の副業を兵庫県でやっているんですが、ある日気づいたんです。「あれ、最近ATMで両替しに行ってないな」と。でも釣銭入れには満タンに入っている、最初1万『1000円✖️10枚』と500円2枚100円20枚とかからスタートしたのに、ん?とあるときから思った。
その理由が、代引き配達で自動的に釣銭が補充される仕組みでした。今回はその話を記事にしようと思いました。
タクシードライバーの釣銭問題、実際どうしてる?
タクシーの釣銭管理って、意外と面倒です。現金払いのお客さんが続くと、あっという間に小銭や千円札が減ります。東京いる時、麻布などで10000円が3回連続で続いた時とかもありました。
1万円を切ったら銀行やATMで数万円おろして、釣銭用に崩す。そのたびに人によって手数料がかかる。これを当たり前のようにやっているドライバーは多いと思います。僕は住信SBIなんでそこまで苦戦はしなかったですが、5回ATM無料とかなんで。
僕も最初はそうしていました。でも今はほぼATMに行きません。挙句キャッシュカードすら持っていません。住信はQRで企業コード打ち込んだりで現金が引き出せますので。楽天キャッシュカードは預金残高レベルで回数が決まったりなど。若干ややこしいのです。
Uber Eats・出前館の「代引き」が釣銭を自動補充してくれる
仕組みはシンプルです。
Uber Eatsは今はどうなのか?わかりませんが、僕は確か、最初から現金払い注文を受けられたと思います。出前館は一定配達回数をこなすと代引きの設定をオンにでき、配達の中に現金を受け取る案件が普通に入ってきます。最初はUberでいいと思います。出前館が代引きオンにできたら、出前館だけで十分事足ります。両方してしまうと、もちろん注文は多いと思いますが、、、、『多分しんどいような』気がします。読者様にお任せします。
お客さんから現金を受け取り、おつりを渡す。この繰り返しで、自分の財布に小銭・千円札・5千円札が自然と増えていくんです。タクシー7年目なんで、若干厄介だった、釣銭問題は今では、ザックザクです。知らん間に最初1000円20枚で挑んでたが、さっき確認したら35枚に膨れ上がっていた。小銭もざっくざくです。
現金は「受け取るだけ」じゃない。相殺されて給料に反映される
ここが重要なポイントです。代引きで受け取った現金は、ずっと手元に残るわけじゃありません。
- Uber Eats:受け取った現金はシステムで管理され、報酬から相殺されて振り込まれる
- 出前館:同様に代引き分は精算されて給与に反映される
つまり、一時的に手元に現金が増えるだけで、最終的な収入には影響しない。でも、その「一時的に増えた現金」がタクシーの釣銭として大活躍するんです。
実際の流れ:こうやって釣銭が自動補充される
- 出前館で代引き配達 → お客さんから2,000円受け取り、500円おつり → 手元に1,500円増える、もちろん時々大量注文で5280円とかありますので。4720円お釣りです。
- そして点呼場で両替、イオン等で適当に100キンで113円とかの物を買う、手数料無料です。店員がいなければ気を使いません。
- それを繰り返すうちに千円札・小銭がたまる
- タクシー乗務でそのまま釣銭として使う
- 報酬は後でちゃんと振り込まれる
これを意識してから、「釣銭が足りない」という状況がほぼなくなりました。
ATMで両替する手間とコストがゼロになる
- ATM手数料(110〜330円)がかからなくなる
- 銀行に寄る時間・移動コストもゼロ
- 「釣銭足りるかな」という精神的なストレスも減る
月に何度もATMで両替していた人は、年間で計算するとそこそこの金額と時間を節約できます。
そもそも「副業禁止」って、今の時代どうなの?
タクシー×配達副業の話をすると「うちの会社は副業禁止だから…」という声をよく聞きます。
一般的な就業規則には、こんな文言が書かれていることが多いです。
- 「会社の許可なく他の事業者に雇用されてはならない」
- 「副業・兼業を行う場合は事前に会社の承認を得ること」
- 「本業に支障をきたす業務への従事を禁止する」
でも正直、今の時代にこれって筋が通ってますか?と僕は思います。
会社は「定年まで雇用を保証する」とは言わない。リストラもあるし、給料も上がらない。なのに「他で稼ぐな」だけは言う。これって要するに、「あなたの人生の面倒は見切れないけど、他で稼ぐのも許しません」と言っているのと同じじゃないでしょうか。タクシーは田舎に行けば1時間半待機で800円なんか、日常茶飯事です。東京でも最初の座学で『タクシーはギャンブル』と教わる会社もあるくらい水物のです。
国も2018年に「副業・兼業の促進に関するガイドライン」を策定して、副業を推進する方向に動いています。時代の流れは明らかに変わっています。
もちろん、就業規則は守るべきものです。でも「副業禁止だから一生やらない」と思考停止するより、まず規則を確認して、会社に相談できる環境かどうか見極めるほうが合理的だと思います。
タクシー会社の多くは、副業についての規定がそもそもゆるいか、明確に禁止していないケースも多い。これもタクシードライバーが副業しやすい理由のひとつです。
タクシー×配達副業の掛け算で気づけたこと
これはタクシーだけやっている人、配達だけやっている人には気づけない話だと思います。両方やってるからこそ「あ、うまく回ってるな」と気づける。
副業を組み合わせるメリットって、収入が増えるだけじゃないんですよね。こういう小さな運営コストが自然と下がる副次効果もあります。あとタクシーの法定勤務時間、定時で帰宅して、違反事故リスクを一気に下げれます。そうなれば個人タクシーなんか目前です。
タクシーへの転職を考えている人、すでにタクシーをやっていてUberや出前館を副業にしようとしている人の参考になれば嬉しいです。
まとめ
- Uber Eats・出前館の代引き配達をオンにすると現金が手元に入ってくる
- その現金がそのままタクシーの釣銭として使える
- 報酬は相殺されて給料に反映されるので損はしない
- ATMで両替する手間・手数料がなくなる
- 副業禁止規定は確認・相談が先。思考停止はもったいない
- タクシー×配達副業の両立だからこそ気づける仕組み
- なお、配達副業の収入がある方は確定申告が必要です。その際、住民税の納付方法は必ず「普通徴収(自分で納付)」を選んでください。普通徴収にしておかないと、副業収入が上乗せされた住民税の通知がタクシー会社に届いてしまい、副業がバレるリスクがあります。
釣銭問題で地味にストレスを感じているタクシードライバーさん、配達副業との組み合わせ、一度試してみてください。
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